広島市議会 1998-02-26 平成10年第 1回 2月定例会−02月26日-03号
国連機関の誘致につきましては,平成4年6月に開催されました国連軍縮広島会議におきまして,平岡市長が広島へアジア太平洋地域の平和・軍縮問題を討議する場の設置を提案いたしまして以来,その可能性を探ってきたところでございます。
国連機関の誘致につきましては,平成4年6月に開催されました国連軍縮広島会議におきまして,平岡市長が広島へアジア太平洋地域の平和・軍縮問題を討議する場の設置を提案いたしまして以来,その可能性を探ってきたところでございます。
そのため,昨年5月に本市において開催された第2回国連軍縮広島会議や,本年6月,長崎で開催された国連軍縮長崎会議において,包括的核実験禁止条約の早期締結を強く訴えるとともに,本年4月,国連本部で開催された核拡散防止条約再検討延長会議に際して,包括的核実験禁止条約の早期締結をNPT会議議長に要請するとともに,NPT締約国に対しても同様のことを強く訴えてきたところでございます。
次に,NPTの延長問題や国際司法裁判所における核兵器使用の違法性審理の問題につきましては,平和宣言や昨年開催された国連軍縮広島会議,外務省が主催した「外交の窓inヒロシマ」などにおきまして,本市の態度を明確に表明しておりますが,残念ながら,政府は本市の考え方と異なっておるところでございます。
また,この4年間の平岡市政を振り返ってみますと,アジア競技大会関連以外でも,広島市立大学,市立看護専門学校の開校や,平和記念資料館東館のオープン,第3回世界平和連帯都市市長会議や国連軍縮広島会議の開催,原爆養護ホーム舟入むつみ園の改修,救急救命士の業務開始,花みどり公園開園,比治山トンネル開通,広島市中央庭球場オープンなど,多くの事業が花を開いております。
そうしたことから,私はさきの第2回国連軍縮広島会議や平和宣言などにおきまして,核兵器廃絶の道筋を明確にせずに,保有国と非保有国の関係を不安定にするおそれのある核拡散防止条約の無期限延長に反対であることを表明したところであります。
また,さきの第2回国連軍縮広島会議におきましては,NPTの改定に当たっては,核廃絶の道筋を明確に示すとともに,核実験全面禁止条約の締結と核保有国の核兵器先制不使用宣言が不可欠の条件であることを強調したところであります。来年4月のNPTの延長会議は,今後の核廃絶に向けての重要な節目になるものであり,今後ともあらゆる機会をとらえて国際世論の形成に努めてまいりたいと考えております。
去る5月末に広島で開かれました国連軍縮広島会議でも,米露両核保有国の代表はNPT条約の無期限延長を主張し,これに対して平岡市長は市民や私どもの要望を負って,NPT条約の延長には核実験の即時全面禁止と核兵器不使用宣言とを並行させ,核兵器廃絶への意思を明確にすべきだと訴えられました。残念なことに,日本政府の代表は核兵器の廃絶には触れず,アメリカに追随してNPT条約の無期限延長の意見を述べました。
外務省からも出席されましたことし5月の第2回国連軍縮広島会議におきまして,私は,核拡散防止条約──NPTの改定に当たっては,核廃絶の道筋を明確に示すとともに,核実験全面禁止条約の締結と核兵器先制不使用宣言を行うことが不可欠の条件である,と強調したのもその一つであります。
………… 94 増田副議長 …………………………………………………………………………… 95 樋渡経済局長 ………………………………………………………………………… 95 増田副議長 …………………………………………………………………………… 95 牧里重喜君 …………………………………………………………………………… 95 1 平和問題について (1) 第2回国連軍縮広島会議
ことしの5月末に第2回国連軍縮広島会議が,平成4年6月に引き続いて開催される予定となっています。記念すべき被爆50周年のプレイベントとして,会議参加者が被爆の実相に触れて軍縮を議論することは極めて有意義なことであります。
このため本年5月に,第2回目の国連軍縮広島会議を開催し,「核兵器廃絶への道と人類共存のあり方」について討議を行うこととしております。 また,8月には世界の著名な写真家を迎え平和シンポジウムを開催することとしており,10月にはCONGO,すなわち国連経済社会理事会NGOの総会に出席し,核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を願う「ヒロシマの心」を強く訴えてまいりたいと考えております。
次に,アジア競技大会広島開催の年にアジア・太平洋平和都市会議を広島で開催してはどうかという御提案でございますが,アジアの平和と安定を図る上から,アジア諸国間の信頼醸成を促進することが重要であるという観点から,昨年6月に国連軍縮広島会議を開きました。
去る6月には被爆地広島で,国連軍縮広島会議が開催され,「大量破壊兵器の不拡散」及び「アジア太平洋における信頼醸成措置」をテーマに行われ,会議にはNGO──非政府機関としてSGI──創価学会インターナショナルからも山崎尚見副理事長が出席,池田SGI会長の平和提言に基づき,1995年開催予定の核拡散防止条約延長会議を軍縮を目的とする「地球サミット」として広島で開催してはどうか。
広島市におきましては,国連軍縮広島会議の開催,また,太田川シアン化合物流入事件,アジアカップサッカーの開催,さらに広島─仙台便,広島─香港便の国内外の定期便が就航し,国際的にも大きく飛躍した年でございます。 それではまず第1に,市長さんの政治姿勢についてお聞きします。
ことしの6月,国際会議場で国連軍縮広島会議が開催されました。その会議の席上で,アメリカはハーバード大学のフィリップ・ジェリコー助教授が「広島へ原子爆弾を投下したことは,第2次世界大戦の終結を早め,100万人の日本人の命を救ったことになった」と発言をいたしました。ところが,参会者の猛反発を買いまして,ひっそりと逃げるように帰国をしたとかの話であります。
また,去る6月に広島で開催されました国連軍縮広島会議においても,参加各国の代表者からもプルトニウムの問題が指摘されましたし,市長が出席されました本年7月22日から韓国ソウルで開催されましたIPPNW第3回アジア太平洋地域会議でも,その宣言においてプルトニウムの危険性が取り上げられました。
さて,国連軍縮広島会議が15日から18日まで広島国際会議場で開かれました。大量破壊兵器の不拡散及びアジア太平洋における信頼醸成処置をテーマに会議が行われました。被爆地で初めて開催されましたこの会議は,多くの成果と課題,広島の役割が問われた会議でもあったと思います。そこで,この会議に出席されました市長に感想や決意をお伺いいたします。
〔市長平岡 敬君登壇〕 ◎市長(平岡敬君) まずは,国連軍縮広島会議についてでありますが,この会議の開催は,広島市にとって長年にわたる念願でございました。
第3番目には,平成7年の1995年でありますが,核不拡散条約再検討会議に向けての準備会議としての性格を持ったことであり,この会議で議論されたことが,再検討会議に反映されることで,国連軍縮広島会議がクローズアップされることになったと,こういうことであります。
277 松浦弘典君 ………………………………………………………………… 277 山本副議長 ………………………………………………………………… 279 平岡市長 …………………………………………………………………… 279 山本副議長 ………………………………………………………………… 279 田尾健一君 ………………………………………………………………… 279 1 国連軍縮広島会議